みなさん、こんにちは。プリマライフ編集部のYOSSYです。
今回は、みなさんにぜひ、ご紹介したい「とんぼ玉」があり、『山猫道場』の場所をお借りして登場させていただきました。
みなさん、とんぼ玉っていろんな種類があること、ご存知でした?
今回ご紹介するのは、大阪府南部の和泉地方に古くから伝わる“和泉蜻蛉玉(いずみとんぼだま)”です。
そのとんぼ玉の、専業では地域唯一の製造所である「山月(さんげつ)工房」さんを、今回、訪ねてきました。
3回にわけてゆっくりご紹介したいと思います。
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その日は、梅雨の合間に晴れ間をのぞかせたのどかな日でした。
丘陵地の住宅地を縫うように入り込んだところに、一軒の工房がありました。
決して大きな建て物ではありませんが、力強く看板を掲げている工房、それが「山月(さんげつ)工房」さんでした。
私たちを温かく出迎えてくれたのが、その工房をたった二人で取り仕切るご夫婦、松田有利子さんと松田純一さんでした。
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私は、とても意外でした。
日本でいちばん古い伝統のとんぼ玉の技術を持ち、“伝統工芸品”として大阪府知事指定の“看板”も持つ工房さん。
訪れる前のイメージは、たとえばベテランの工芸士さんが、弟子を何人か従え、その技術を脈々と伝えている……そんな老舗工房の姿でした。
しかしこの工房は違いました。
工芸士さんは、たったおひとり。
それはしかも、中学生のお子さまを持つお母さんでもある、女性の松田有利子さんだったのです。
なぜ、松田さんが日本一古いとんぼ玉工芸の技術を、ご主人のサポートを受けながら、ひとりで継がれているのか、私はとても興味深く感じました。
(その2に続く)
(以下、大阪府知事指定 伝統工芸品 和泉蜻蛉玉 山月工房ホームページより)
※「蜻蛉玉」とは?
ひも通しの穴の開いたガラス玉のこと。
昔から製作地によって各々に癖があって、その質・形態・色彩等に特徴があり一様ではありません。
※「和泉蜻蛉玉」とは?
奈良時代以来、中国経由の伝統がある和泉地方の蜻蛉玉は、「泉州玉」「さかとんぼ」と呼ばれ、古くから有名であったとのこと。
現在まで絶える事無く継承され続け、国内では、一番古い歴史を持っています。この歴史を正当に継承し伝統的な技法(規約有り)で製作された商品が「和泉蜻蛉玉」です。「和泉蜻蛉玉」は製作法(規約有り)・形態・材料(規約有り)・歴史にいたるまで他地方の物とは異なります。
※「山月(さんげつ)工房」とは?
明治時代頃から和泉地方の地場産業となり栄えましたが、平成に入り専業では、「山月(さんげつ)工房」一軒となりました。この伝統的技法を守り【蜻蛉玉】硝子玉製作業を約60年営んでいる山月工房では、古くから和泉国でのみ作られていた製品を「和泉蜻蛉玉」と称し発展的な活動を続けてきました。その結
果平成14年「和泉蜻蛉玉」名で大阪府伝統工芸品に指定をされました。
※「大阪府伝統工芸品とは」
昭和60年に施行された「大阪府伝統工芸品の指定に関する要綱」に基き大阪府知事が指定するものです。